吐き出し続き

父親にキレられないように。

周りに馴染めるように。

仮面をつける擬態のワザだけは上手くなった。

周りからの評価は大体『大人しいけど、何でもそつなくこなす、話すと面白くて優しいお姉さん』だ。たぶん。

悪い面はあえて本人には言わないだろうから分からない。

それは完全なる仮面。

いい子ちゃんな外面ってやつだ。

特に何でもそつなくこなすなんて、できないことをやらないだけ。

できることは完璧にしっかりやらないと罵倒が飛んでくるから、しっかりできるようになっただけ。

強迫観念みたいなもの。

本当は完璧なんかしたくない。疲れる。

自分からそんな風に見せてるけど、本当の自分を見てほしい。

見せたら離れちゃうから話せない。

自分だけで抱えるのはしんどい。

面白い掛け合いは大好きだから、その時は本当の自分だ。

お笑い好きだし漫才みたいな会話なら無限にできる（笑）

許容範囲が広いのは、自分も受け入れられたいから。

優しいのは優しくされたいから。

そんな見返り目当てでも偽善でも、優しくないよりはいいと思ってるから。

聖母でもなし、完全なボランティア精神で優しくなんてできない。

それでも自分が与えた分の半分も求めてないつもり。

優しくするのは自分の喜びでもあるから。

ほとんどの人からはその半分も返ってこないのは、私が悪いのか相手が悪いのか…

そもそも他人に期待するのが悪いなんて風潮だけど、全く人に期待しなくなったら終わりじゃないの？

私は仲の良さ関係なく期待されたらなるべく応えたいけど、大半の人はそうじゃないの？

仲いい人だけならそう思うのか？

期待は失望に繋がるのは理解してても、期待しないのは難しい。

本当はわかってる。

期待しないというのは、人に失望し続けることではないと。

期待しないことで、自立したいい関係が築けるのだと。

愛に飢えてるから、もっと欲しいと思うからよくないのだと。

それを意識すると、しすぎて人と距離を置いてしまう。

自分をコントロールするのは大変だ。